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【4~7位】回転寿司の体に良いネタベスト10!医師が本気で選んだ寿司ネタで健康長寿に!おじさんは健康になりたい

回転寿司

林修の今でしょ!講座で、体に良い寿司ネタを学ぶ

医師100人が本気で選んだ体にいい回転寿司ネタBEST10、ということで、4-3-3の攻撃的フォーメーション(笑)・・・、えっと、10個の寿司ネタを、4つ、3つ、3つに分けて投稿することにしました。
が、今回は4位~7位と4つ、これだと3-4-3と更に超攻撃的フォーメーションに!!(笑)
これには4位の寿司ネタの説明の量が関係してきます。
ということで、早速、4位の寿司ネタへ、どうぞ!

<林修の今でしょ!講座>
テレビ朝日系列で放送されている教養バラエティ番組。
講師である林修が生徒となって、各界から講師を招いて授業を受ける。

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4位は、説明の都合上、7位の後ろへ

4位は、マグロのあの部位なのですが、その効果の説明の都合上、勝手ながら7位の後ろへと移動させて頂きます。
勘のいい方なら、この説明で、ああ、あの部位ね、と思うのかもしれませんが、そこはご容赦ください。

ということで、4位は後ほどとなります。

5位 〆サバ…膝・腰・心臓を丈夫にする栄養成分がたっぷり

なんとなく健康にいいんだろうなぁというイメージのサバ、医師100人が本気で選んだ体にいい回転寿司ネタBEST10でも5位にランクインしています。

サバも青魚のため、EPA&DHAが豊富ですが、今回選ばれた理由は別の栄養素にありました。
それは、サプリメントのTVCMでもお馴染みの、コエンザイムQ10です。

〆サバにはコエンザイムQ10が多く、心臓を強くする効果が期待できる

コエンザイムQ10と聞くと、膝や腰に良いというイメージだったのですが、実は心臓全体の働きをより促進し、心不全の予防が期待され、さらに血管全体の機能がより高まるなど、非常に優れた栄養素とのこと。
なんとなくサプリメントとして摂取するものというイメージでしたが、まさか〆サバからも摂れるとは、ちょっと驚きでした。

では、コエンザイムQ10のどういった効果が心臓を強くするのか?
それは、コエンザイムQ10が心臓を動かすエネルギーを作るのを助けるからだそうです。
24時間休むことなく動き続ける心臓、もし心臓の動きが悪くなると、全身に血液が回らなくなり、結果、様々な臓器の機能が落ちるなどの悪影響を及ぼすことになります。

そんな大事な心臓などの臓器を動かす3大栄養素は、糖質、脂質、タンパク質。
この3大栄養素は、体内に取り入れえも、そのままだと使いづらいらしいのですが、使いやすい形にしてくれるのがコエンザイムQ10なんだとか。
このコエンザイムQ10は、歳とともに減ってくるのだけど、臓器の中でも特に心臓にあるコエンザイムQ10が減りやすい傾向にあるらしいのです。
心臓は24時間動き続けるので、コエンザイムQ10の消費量が多いことが理由ですね。

このように大切な働きがあるコエンザイムQ10を、効率よく摂取するにはどうしたらいいのでしょうか?
ということで、ここで問題です。

コエンザイムQ10を効率よく取るために、〆サバと一緒に食べるとよいものは? エビの天麩羅、味噌汁?
エビの天麩羅
コエンザイムQ10は油に溶けやすい性質のため、油分を含むものと一緒にとると吸収率UP!!

コエンザイムQ10は、油と一緒に摂ると吸収率がUPするパターンの栄養素でした。

そんなコエンザイムQ10を、家庭で手軽に摂取する簡単オリジナルサバ寿司が紹介されました。
あ、これなら簡単だし、誰にでも出来て、しかも美味しいに違いないと私も思ったお寿司です。

それは、サバ缶を使うと言うもの。
サバ缶の身をほぐして、マヨネーズと和えるだけ!!
あとは、手巻き寿司として紹介されていましたが、私は普通にごはんのお供でもいいのかなと思いました。
マヨネーズは油が含まれているので、コエンザイムQ10の吸収率もUPと理にかなってますね。

また、サバ缶自体が、実は生サバの時よりも栄養素が豊富なのもポイントです。
サバ缶は、生サバに比べて、ビタミンDは約2倍、EPA&DHAは約1.3倍とこれだけを見てもすばらしいのですが、カルシウムに至っては、実に約43倍と驚異的な差になっています!?
番組での説明では、骨まで柔らかくなって食べやすいからと、さらっと流していました。
たぶん、生サバといか、塩焼きでも骨までは食べる事は少ないと思うので、サバ缶が骨まで食べられるからという理由なのかと思えば、約43倍というのも納得できます。

健康長寿には欠かせない、足腰の強さと、心臓の働きの強化が期待できると聞けば、〆サバももっと積極的に食べようと思いますね!

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6位 赤身・・・マグロのマル秘パワーが疲れを吹き飛ばす!?

一般アンケート、よく食べる寿司ネタの第1位が、マグロの赤身です。
マグロの中でも、私は赤身が一番好きです。

そんな赤身ですが、

赤身に含まれるイミダゾールジペプチドが疲れを吹き飛ばす!!

のだそうです。

マグロは生まれてからずっと泳ぎ続けていて、疲れを知らない魚と言われています。
ずっと泳ぎ続けられる理由は、マグロには疲労回復効果が期待できる成分、イミダゾールジペプチドが赤身の部分に豊富に含まれているからだそうです。

疲労はどうして感じるかというと、筋肉などに細胞をサビつかせてしまう活性酸素がたまり、細胞が傷つけられることが原因です。
赤身に含まれるイミダゾールジペプチドは、筋肉などにたまった活性酸素を抑える働きがあるため、疲労改善効果が期待できるという訳です。
マグロが休みなく泳ぎ続けられるのも、このイミダゾールジペプチドの疲労改善効果のおかげなんですね。

そして、イミダゾールジペプチドが多く含まれているのが赤身の部分なのは、赤身は体を動かす役割、筋肉に相当し、常に動き続ける赤身の疲労回復のためにイミダゾールジペプチドが赤身に豊富に含まれるのです。

ということで、疲労回復効果が期待できるイミダゾールジペプチドを多く含む動物は、魚類では回遊魚、鳥類では渡り鳥など、長時間運動し続ける生き物に含まれていることが多いみたいです。

さて、実は赤身には、イミダゾールジペプチドだけではなく、もうひとつ疲労回復が期待できる成分が含まれています。
それはビタミンB6で、マグロの赤身には、他の食材に比べて豊富に含まれています。

豊富なビタミンB6が、脂肪燃焼を促進しエネルギーに変える!

ビタミンB6は、脂肪やタンパク質、炭水化物を体の中で燃やしてエネルギーに変換してくれるのですが、そのエネルギーが沢山あれば、それだけ疲れがたまりにくくなるという寸法です。
なので、赤身を食べると、イミダゾールジペプチドとビタミンB6の2つの効果で、疲労回復効果が期待できる、とてもよし寿司ネタなのです。

さらにさらに、赤身は良質なタンパク質でできており、なおかつ低脂肪、健康長寿に欠かせない筋肉を作るのにももってこいの食材です。

そんなマグロの赤身ですが、家庭でおいしく食べるには、ちょっとした工夫が必要でした。
冷凍技術が発達し、船上で下処理をした後、すぐに-50℃以下で冷凍しているので、実は、生のマグロも冷凍のマグロも、品質(鮮度)・味はまったく変わらないのだそうです。
問題は、回答の仕方!!
赤い汁が出てしまっていると、味も栄養も台無しの解凍なのです・・・

冷凍マグロの栄養素を損なわない、正しい解凍方法は? 温かい塩水につける、常温の塩水につける?
温かい塩水につける
温水を使うことによって、冷凍マグロに負荷がかかる、つまり細胞が壊れてしまう温度帯(-5~-1℃)を一気に通過するため

人気回転寿司店のスシローでも、温かい塩水で解凍しているとのこと。
正確に何度とは企業秘密(笑)とのことですが、ヒントは、人肌と同じくらいだそうです。

う~ん、上なのか下なのか・・・
画面で見るかぎり湯気が見えなかったので下なのかなぁ・・・?
塩分濃度は約3%、こちらは教えてくれました。

ということで、マグロの赤身は、

の、美味しくて、体により寿司ネタなんですね!
これからも、いっぱい食べよう(笑)

7位 大トロ・・・血管や認知機能に効果が期待!

赤身の次、7位はマグロの大トロでした。

赤身に比べて、大トロは脂が多い部位にです。
その為、脂が多いので体に悪いのでは?というイメージを持たれがちで、私もそうかなと思っていました。
ですが、その脂にこそ、多くの医師が大トロを進める理由だったのです!?

大トロの脂には、EPADHAが非常に豊富に含まれている

大トロの脂の正体は、EPAやDHAなどのオメガ3脂肪酸なのです。
そして、EPA&DHAは、血流改善、動脈硬化予防、高血圧予防、心臓病予防、脳卒中予防、認知機能改善などに期待されています。

そんな大トロのEPA&DHAの含有量は、すべての魚の中でもトップクラスだとか。
どちらかというとサバやイワシといった青魚の方が多く含まれているイメージを持っていましたが、大トロはマグロの一部分、含有量が多いところを取り出したわけだから、分からなくもないのかなと思いいたりました。

そういう訳で、大トロにはこれらEPA&DHAが非常に豊富に含まれているので、回転寿司なら1貫食べるだけで1日に必要なEPA&DHAの摂取目安の1gを満たせるのだそうです。
大トロは大型のマグロにしかなく、全体の4%くらいしかなく貴重なためお値段も高くなりますが、1貫で十分と考えれば案外いいのかもしれませんね。

さらに最新の研究によると、

EPA&DHAが花粉症改善の効果が期待できる!?

との報告もあるそうです。

花粉症は、免疫細胞が過剰に反応することで、鼻水やくしゃみ、涙などの症状がでる病気ですが、EPA&DHAが、この免疫細胞の過剰な反応を抑えるので、花粉症改善に効果が期待できるのだそうです。
まだ研究はこれからの雰囲気みたいですが、春のあの気がめいる花粉症が改善できるのであれば、これは朗報ですね!

最後に、マグロには天然物と養殖物がありますが、実はEPA&DHAの量は、養殖の方が圧倒的に多いのだそうです。
なぜ養殖マグロにEPA&DHAが豊富なのか?その理由ですが、

  1. 栄養豊富な青魚を大量に与えられている
  2. 運動量が少ないから脂肪が多くなっている

ということみたいで、その内容を聞けば納得です。

マグロ自身はEPA&DHAを作り出す事はできないので、エサを食べてエサに含まれるEPA&DHAを体内に取り込んでいます。
養殖マグロは、サバやイワシなどEPA&DHAが豊富な青魚を大量に食べているので、その分、EPA&DHAを体内に多く蓄えらることになるのだそうです。
また、天然のマグロはエサを求めて1日平気104km泳ぐのに対し、養殖マグロは生簀の中で過ごし、エサも与えられるので運動量が少なくなり脂肪を溜めやすくなります。
EPA&DHAは脂に多く含まれるので、脂肪を溜めやすい養殖マグロの方が天然マグロよりも多く含むことになるのです。

大トロは脂が多く、中には苦手な人もいると思います。
私は別段苦手ではないですが、どちらかというと赤身が好きだったりします。
でも、大トロには血管疾患や認知機能改善を期待できるEPA&DHAが豊富に含まれていることを知ったので、これからは1貫は食べるようにしようと思います。

4位 中トロ…赤身と大トロの良いとこどりの最強マグロ

ということで、順位は前後してしまいましたが、4位の中トロです。

中トロは、脂が赤身より多く、大トロよりは少ないといったイメージをもっています。
脂が多い大トロが苦手でも、中トロなら好き!って方もいらっしゃるのでは?

そんな中トロは、高タンパク低脂質の赤身、EPA&DHAをたくさん含む大トロ、この2つの良いところどりしている部位なんだそうです。
赤身の疲労回復パワーと大トロのEPA&DHAを含む、両者がバランス良く取れるところが、多くの医師の支持を集めたようです。

林先生曰く、中庸をもってよしとすべき、なるほど、まさに中トロのことを言っているなと感じました。
まあ、個人的には赤身が好きだったりしますが(笑)

ということで、中トロは赤身と大トロの良いところどり、その効果については、6位の赤身、7位の大トロをご覧ください。


さて、今回は医師100人が本気で選んだ体にいい回転寿司ネタBEST10の第4~7位でした。
第8~10位に続くので、そちらもよかったら見てみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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