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2回目の大腸内視鏡検査、前回は痛い思い出しかなかったけど、今回はまったく痛くなかった!おじさんは健康になりたい

取り残しのポリープが気になり、ついに大腸内視鏡検査を決意(2回目)

数年前、便が赤っぽかったことがあり、念のため大腸内視鏡検査を受けたことがあります。
その経緯と結果は、以下のリンクから見てもらうとして、大腸内視鏡検査は、非常に痛くて辛く、私にとって可能な限り回避したい検査という位置づけになってしまいました。ほんと痛かったからね・・・

高血圧の薬をもらっているところの先生に相談すると、検便で潜血がなければ大丈夫ですよと言われたので、毎年、検便だけは受けていました。

なのですが、引越したため、新しく高血圧の薬を貰うべく、引越し先の病院でその話をすると、検便だと見逃すことも多く、過去にポリープを取ったことがあるのなら、今すぐ大腸内視鏡検査を受けるべきだと強く勧められました…
1回でもポリープがあったのなら、またポリープができるポテンシャルを持った大腸なんだよと言われて…

そんなポテンシャルなんて要らないよ!!と思ったのですが、前回の1回目の大腸内視鏡検査でポリープの取り残しを指摘されていたので、いやいやではありますが、2回目を受ける決心をしました。

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痛くない大腸内視鏡検査、予約!!

前回の検査は非常に痛くて、ある意味トラウマのようになっていました。
なので、痛くない大腸内視鏡検査というキーワードで市内の病院を探してみました。
(引越ししたので、引越し先で病院を探しました)

すると、痛くない大腸内視鏡検査を謳った病院がいくつかあり、HPを見比べて、丁寧に説明してくれているところを選んで予約を取りに行きました。

食事制限以外の事前準備も前日から

さっそく病院へ予約を取りに行き、検査までの流れの説明を受けました。
痛くない大腸内視鏡検査を謳っているためか、前回の検査と事前準備が違っていました。

前回の検査では、検査当日に腸に食べ残しや食材のカスが残らないように、食事制限を2、3日前から実施していましたが、下剤などの薬は当日のみ始める手順でした。

今回の検査では、食事制限は同じですが、下剤を前日から飲み始める手順でした。
簡単に手順を紹介すると、

  1. 前日の朝食
    1. 普通に朝食を食べ、その後、水薬を飲む
  2. 昼食
    1. 支給された食事(ゼリーミールとビスコ)を食べて、水薬を飲む
  3. 夕食
    1. 支給された食事(煮込みハンバーグと白がゆ)を食べて、水薬と錠剤を飲む
  4. 当日の朝食
    1. 絶食
  5. 病院へ行き、検査前の準備
    1. 大量の薬入りの水を飲み、排泄する

のような感じです。

前日から薬を飲む手順なため、当日の負担が軽くなる・・・、らしいです。
個人的には、事前準備は前回の当日だけの場合でも、特別辛いということはなかったのですが、それでも負担が軽くなるのはいいですね。

これらの手順の説明を受け、検査の予約を行い、前日に食べて飲む食事と薬を頂いて帰りました。

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当日、家から病院までの移動中に出ちゃったらと心配したけど…

前日から薬を飲んで便を出していく手順だったため、当日、病院までの移動中にもよおしたらどうしよう…、この歳になって漏らしたら最悪だよねと、ちょっと心配していました。

ですが、予想に反して、指示通りに前日から薬を飲みましたが、便が出る様子がないのです…
とりあえず、いつもの時間の排泄以外に、昼食までにトイレに行くことはありませんでした。

昼食、夕食からは、事前に支給されていた食事です。
昼食には、懐かしのお菓子、ビスコがありました。

夕食はハンバーグに白がゆ、何気に美味しかったです。
量が少ないのが残念でしたが(笑)

その後は薬を飲んで、夕方に1回、トイレに行きました。
ちょっとだけ便が出ましたが、薬を飲んた効果なのか、たまたま行きたくなっただけなのか分からなかったです。

と、これでいいのかなぁと不安に思いつつ、就寝前にもトイレに行きたくなることはなく、そのまま寝てしまいました。

が、やっぱり薬の効果はあったようで、夜中の2時くらいに便意で目が覚め、トイレに駆け込みました。
ちゃんと目が覚めてよかったですね(笑)
起きることなく、朝になってお尻のあたりに違和感があったら…
ほんと、目が覚めてよかったです。

とはいえ、結局、毎朝の排便以外では、あまり出た感じがしないまま、病院へと向かいました。
なので、移動中にもよおしちゃったらという心配は、完全に杞憂でした。

病院での最後の追い込み(追い出し?(笑))

病院に着くと、最後の追い出しです。

薬入りの水、というか、あまり美味しくないスポーツドリンクみたいなのを飲み、体内に残った便を排泄する作業です。
1.5リットルくらいありましたが、喉が渇いていたのか、どんどん飲めました。
1時間半くらいで飲めばいいといわれましたが、最初の20分くらいで1リットルくらい飲みました。

飲むこと自体に苦しいことはなかったのですが、それだけ飲んでもトイレに行きたくならないのが不安でした…

30分くらい経って、ようやく1回目のトイレへ。
2回目はそのあと35分くらい経ってから・・・
看護師さんには歩きながら、お腹に刺激を与えてくださいねと言われました。

3回目はさらに20分後でしたが、その後は10分毎、5分毎と間隔が短くなり、便もだんだん薄くなってきました。

看護師さんに検査を始めてもよいくらい、便、というかほぼ透明な水になっているかを確認されました。
若いころなら恥ずかしいことなのでしょうが、いいおっさんなので、平気でしたよ…、いや、ちょっと恥ずかしかったけど何でもないふうを装っていました(笑)

結局、11回目のトイレのあとに、OKを貰いました。

そうそう、今回検査を受けた病院ですが、一人に一部屋あてがわれるので、トイレの取り合いもなく、非常に快適にトイレに行けました。
このあたりの配慮も、病院によって違うので、病院を選ぶひとつの基準になるのかなぁと思いました!!

いざ、大腸内視鏡検査開始!!

前回の大腸内視鏡検査が痛すぎたため、実は、今回は、検査を実施するにあたり、鎮静剤を打ってもらいました。
前回は、そもそも鎮静剤のちの字もなかったのですが、なぜなんでしょうね…?

検査室に入ると、女性の看護師さん?が2人いました。
でも、制服が違うんですよね…
もしかして?と思ったら、検査してくれる先生は20代後半に見える女性の先生でした。

あ~、そういえば、予約したときに対応してくれた男の先生、来月から病院が変わるから、別の先生が担当することになりますとか言っていたなぁと思い出しました。

とはいえ、私もいいおっさん(2回目(笑))なので、何食わぬ顔でよろしくお願いしますと伝えると、すぐにカメラが侵入してきました。

あれ?全然痛くない…?

前回は、大腸の曲がり角、カーブに差し掛かりますよと言われると、非常に痛い思いをしました。
なのですが、今回はカーブになりますとか言われることもなく、そもそも痛くもありませんでした。

もちろん、なにか動いているなぁという感覚はあるのですが、まったく痛くありませんでした。
鎮静剤って、まじですごいなぁと思いましたが、そういえば鎮静剤を打たれても眠くもならないし、ちょっとぼんやりするくらいで意識はありますよと言われていたのを思い出しました。

ぜんぜん意識ははっきりしたままだったので、前回は非常に痛い思いをしたのだけど、今回は全く痛くない、それは鎮静剤のおかげなんですか?と聞いてみると、鎮静剤で痛くなくなることはないと、ちょっと痛みに鈍くなるかもしれないけど、と言われました。

だったら、鎮静剤って何の意味があるの?と思いましたが、検査はまだまだ続くので、先生に集中してもらうためにも静かにしました。

そして見つかるポリープ・・・

前回の検査後の説明時に、ポリープが1個残ってる発言を受けていました。
すでにその時から4、5年経っているので、どうなっているかと心配でした。

と、先生が、「ポリープありました、取ってもいいですか?」おっしゃいました。
私はもちろん取ってくださいと伝えつつ、やっぱりあったんだなぁというのがその時の感想でした。

赤い〇で囲ったところがポリープとのこと。
素人目には、ポリープなのかどうなのか、さっぱりですね。
ちょっと盛り上がってるなとは思いましたが…

前回の取り残しの時に見せられたポリープも、平たんなタイプだったので、多分こいつなのでしょう。
先生が言うには、内視鏡で見てもポリープが大腸のヒダの裏側にある場合とかは見逃す可能性もあるけど、たぶんこれが残っていたポリープの可能性が高いと。

もちろん絶対でないことは分かっていますが、なんとなくポリープが残っているんだよなぁと思って気になっていたポリープ、これで懸念が無くなるのだと気分が軽くなりました。

平たんなポリープなので、根元に生理食塩水を注入して膨らまして、切断するのだそうです。

膨らませるとこんな感じになり、これをワイヤーリングで根元を焼き切りました。
切ったところにはクリップで出血を止めて、処理は完了です。

今思うと聞き忘れちゃったので、ポリープのサイズが何ミリだったのか、わからないままです。
クリップを2つ使ったで、ちょっと大きめだったのかなぁ。

ただ、特に大きいですねとも言われなかったので、余計な心配はしないことにします(笑)
切り取った細胞は、ガン細胞かどうかを検査してもらうことになりますが、見た感じ、大丈夫そうだといわれました。

もしかして、残っていたポリープがガン化して肥大化していたらとちょっとだけ心配していたので、これで安心できます、よかった~~

え、一晩入院する必要なし?

事前に、ポリープを取ったら一晩入院と聞いていたのですが、出血等の心配は少ないので、入院の必要はないとのこと。
ポリープが見つかった段階で、一晩入院すると思っていたので、びっくりしましたが、入院すると一気に費用が嵩むことになるので、懐には優しい結果となりました。

一応、着替えや洗面用具は持ってきていたのですけどね。

費用ですが、ポリープが見つからなければ、6~7千円くらいと聞いていましたが、今回も取った細胞の検査があるので、費用は約1万9千円でした。

入院していたら、さらに2万円くらいアップだったので、日帰りできてラッキーでした!

大腸内視鏡検査は痛くない???

ということで、無事に検査が終わりました。
後日、採取した細胞の検査結果も聞きに行き、すでにガンではないので安心してくださいとも言われています。

長年、微妙に気になっていた取り残しのポリープ、無事に切除出来ましたし、大腸内視鏡検査自体が、実は痛くなく行えることも分かりました。
おかげで、大腸内視鏡検査を受ける心理的ハードルは一気に下がったので、折を見て検査は続けていこうかと思います。

大腸内視鏡検査、受けてみたいけど怖いなという人も多いかもしれませんが、痛くない大腸内視鏡検査というキーワードで病院を探し、HPの説明が丁寧だったり、予約時の説明が懇切丁寧だったりするところで検査を受けると、痛くない快適な検査を受けることができると思います。

また、当日の便が透明になるまで繰り返し排泄するときに、一人に一つのトイレを割り当ててくれる病院を探すと、とても気が楽に準備ができるのでおすすめです。

ということで、無事に終わって、よかった~~~♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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